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物件管理は外注か自主管理か|群馬の大家が経験で学んだ5つの判断基準

不動産物件管理・賃貸管理のイメージ

不動産投資を始めた当初、「管理会社に任せれば楽になる」という先入観があった。実際に管理委託してみると、月々の管理費が想定より響いてくる。かといって自主管理に切り替えると、今度は入居者対応で土日が消える。

群馬県内で複数棟を運用するなかで、どちらが正解なのかを自分なりに整理した。結論からいうと、「物件の規模・距離・自分の時間コスト」の3変数によって答えは変わる。この記事では、その判断基準を5つのポイントに絞って解説する。


目次

外注(管理委託)と自主管理の違いを整理する

まず基本から確認しよう。

項目 管理委託(外注) 自主管理
入居者対応 管理会社が一次窓口 大家が直接対応
家賃集金 管理会社経由 大家が振込確認
修繕手配 管理会社が業者手配 大家が業者を探して発注
費用 家賃収入の5〜10%(相場) 基本ゼロ(手間は発生)
空室対応 管理会社が入居者募集 大家が仲介業者に依頼

管理委託では「自分の時間を買っている」と考えるとわかりやすい。家賃月10万円の部屋であれば、5〜10%の管理費は月5,000〜10,000円。1棟3〜5部屋なら年間で18〜60万円の費用となる。


外注管理にかかるコストを正確に把握する

管理費率だけで比較するのは危険だ。実際に発生するコストには以下のものが含まれる。

毎月発生するコスト
– 管理委託料: 家賃収入の5〜10%
– 送金手数料: 月数百円程度

退去・入居時に発生するコスト
– 仲介手数料: 家賃1〜2ヶ月分(仲介業者へ)
– 入居付け広告料(AD): 家賃1〜2ヶ月分
– 退去立会費: 1〜2万円程度
– リフォーム手配費(マージン込み)

管理会社経由でリフォームを発注すると、管理会社が業者に発注して中間マージンが乗る。同じ作業でも直接業者と契約すれば20〜30%安くなることは珍しくない。

群馬県内で実際に自主管理に切り替えた際、退去後のクロス張替えが管理会社経由では12万円と見積もられた工事が、直接業者発注で8万円に収まった。年に数件の退去があれば、この差は積み重なる。


自主管理のリアルなメリット・デメリット

自主管理のメリット

  1. キャッシュフローが改善する: 管理費・仲介マージンがなくなる分、手残りが増える。
  2. 入居者の顔が見える: 直接やりとりすることで、信頼関係が生まれやすい。クレームも早期に把握できる。
  3. 物件の状態把握が深まる: 自分で現地確認する頻度が上がり、劣化箇所を早期発見できる。
  4. 業者との関係が直接構築できる: 電気・水道・建具それぞれの業者と直接取引を積み重ねると、緊急時の対応が早くなる。

自主管理のデメリット

  1. クレーム対応が深夜・土日に発生する: 「水漏れが止まらない」「トイレが詰まった」系の連絡は時間を選ばない。
  2. 入居者との距離感の調整が難しい: 気軽に電話してくる入居者もいれば、問題があっても何も言わない入居者もいる。
  3. 空室時の募集力が落ちる場合がある: 仲介業者のAD(広告費)を積んでいる管理委託物件に比べると、仲介業者が紹介してくれる優先度が下がることがある。

外注か自主管理かを決める5つの判断基準

判断基準① 物件と自宅の距離

自宅・職場から車で30分以内なら自主管理が現実的。それ以上離れていると、現地対応のたびに移動コストが発生する。複数棟を持つようになってからは、物件が群馬県内に集中していることが自主管理の大前提になっている。

判断基準② 保有棟数・部屋数

1棟3〜4部屋程度なら自主管理でも管理できる。5棟20部屋を超えてくると、クレーム対応・集金確認・修繕手配が積み重なって本業に支障が出る。目安として「年間の入退去件数が5件を超えたら外注を検討する」と決めている。

判断基準③ 本業との時間的な余裕

サラリーマン兼業大家の場合、平日昼の入居者対応ができないケースが多い。緊急修繕の業者手配を「折り返し可能な時間帯」に制限できない状況であれば、管理委託の方が安全だ。

判断基準④ 入居者属性とトラブル頻度

単身の会社員・学生が多い物件はクレーム頻度が相対的に低い。家族向けの戸建て賃貸でも、長期入居者が多ければ管理の手間は少ない。過去にトラブルが多かった物件、あるいはクレーム常連の入居者がいる物件は外注に切り替えた方が精神的コストを抑えられる。

判断基準⑤ 管理会社の質

外注を検討するなら「どの管理会社に委託するか」が最重要。管理費の安さだけで選ぶと、空室時の入居付け力が弱かったり、修繕の発注が遅かったりする。地場の管理会社を3〜4社比較して、担当者と直接話してから決めることをすすめる。


自主管理を支えるツール・仕組み

自主管理に切り替える場合、以下のツールがあると運営が格段に楽になる。

ツール 用途 月額目安
freee会計 家賃入金の自動仕訳・確定申告 2,380円〜
LINE公式アカウント 入居者への一斉連絡 無料〜
Googleカレンダー 更新月・定期清掃の管理 無料
楽天ビジネス銀行 物件別の口座管理 無料

特にfreeeは、銀行口座と自動連携して家賃入金をリアルタイム確認できるため、集金ミスの早期発見に役立つ。確定申告の労力も大幅に削減できた。


まとめ

外注か自主管理かは「どちらが優れている」という問題ではなく、自分の時間・物件規模・資金状況に応じて最適解が変わる判断だ。

群馬県内でのケースでいえば、築古戸建ては自主管理、部屋数の多い集合住宅は管理委託、という使い分けに落ち着いている。物件ごとに判断軸を持ち、定期的に見直すことが重要だ。

投資拡大フェーズに入ってくると、管理の外注化と資金調達の両立が課題になる。まずはプロのコンサルティングを無料で受けてみることも選択肢の一つだ。

▶ まずはプロに相談してみる

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この記事を書いた人

群馬県で活動している不動産農民です。不動産投資について、サラリーマンの傍ら、法人を立ち上げて1人社長で賃貸業を行っております。皆様の少しでもお役に立てるよう有益な情報を発信できればなんて考えています。よろしくお願いします。あとは、ガジェットやバイク、車も好きなのでその辺も発信できればと思っていますのでよろしくお願いいたします。

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