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freee vs マネーフォワード 不動産投資家にどっちが合う?【2026年比較】

クラウド会計・不動産投資の経理作業

クラウド会計ソフトを導入しようとした時、必ず迷うのが「freee」か「マネーフォワード クラウド」かの二択だ。どちらも機能的には優れているが、不動産投資家・大家という観点で見ると向き不向きがはっきりある。

本記事では、実際に両方を使った経験をもとに「不動産投資家にとってどちらが使いやすいか」を具体的に比較する。先に結論を言うと、初心者〜中級者の個人大家にはfreeeが使いやすく、法人運営・経理経験者にはマネーフォワードが向く。


目次

そもそもなぜクラウド会計が必要か

不動産投資の確定申告は、手書きや手計算でも理論上はできる。しかし物件数が増えると管理すべき口座・経費項目・減価償却の組み合わせが急増し、スプレッドシートだけでは限界が来る。

クラウド会計を使うメリットは主に以下の3点:

  • 銀行・カードの自動連携で仕訳の手入力が減る
  • 確定申告書を自動生成できる(e-Tax連携含む)
  • スマホからも確認できるため、外出先でも経理状況を把握できる

月額数千円のコストで節税ミスを防ぎ、税理士への相談時間も短縮できるなら、ROIは十分に取れる。


freee vs マネーフォワード 基本比較

項目 freee マネーフォワード クラウド
月額(個人スタート) 1,628円〜 1,320円〜
無料トライアル 30日間 1ヶ月間
UI・操作感 直感的・初心者向き やや専門的
自動仕訳の精度 高い(AIが学習) 高い
確定申告書の自動生成 ◎(ガイド付き)
法人対応 ○(freee会計) ◎(法人機能が充実)
銀行連携数 2,500以上 2,500以上
スマホアプリ
サポート メール・チャット メール・チャット
不動産専用機能 一部あり 一部あり

価格差はほとんどないため、決め手は「使いやすさ」と「どの業務フローを重視するか」になる。


freeeが向いている人

1. 確定申告を自分でやりたい初心者

freeeは「確定申告の手順をソフトが案内してくれる」設計になっている。専門用語が少なく、「次にやること」が画面上に提示されるため、帳簿の知識がほとんどなくても申告まで完走しやすい。

不動産投資を始めたばかりで、青色申告を初めて自分でやる人には特に向いている。

2. 領収書のスキャン・スマホ撮影で経費管理したい人

freeeのスマホアプリは領収書の撮影から自動読み取り・仕訳提案まで一気通貫している。現場帰りの車中で領収書をパシャっと撮るだけで経費登録が完了する。

不動産の現場(資材購入・クリーニング費用・交通費)は領収書が多く、この機能はかなり実用的だ。

3. 個人事業主として青色申告をしたい人

freeeは個人事業主の青色申告に最適化されており、65万円控除の要件(複式簿記)も自動で満たせる設計になっている。「帳簿のつけ方がよくわからない」という人でも、freeeが複式簿記の仕訳を自動生成してくれる。


マネーフォワードが向いている人

1. 経理の知識があり、細かく管理したい人

マネーフォワード クラウドは「会計の専門知識がある人」が使うと本来の実力が発揮されるソフトだ。仕訳の自由度が高く、独自のルール設定もしやすい。

税理士とのやり取りにも強く、会計事務所が使うケースが多いため、税理士と連携している場合はマネーフォワードのほうがスムーズなこともある。

2. 法人で複数の事業を管理したい人

法人化した後に事業が複数に分かれている場合、マネーフォワードの法人プランは部門別管理・プロジェクト別収支管理が充実している。不動産賃貸業と別の事業を同時に運営する場合に特に強い。

3. 給与計算・人事管理も一元化したい人

マネーフォワードは「給与」「経費精算」「請求書」「労務」など周辺業務のクラウドサービスと連携するエコシステムが整っている。従業員を雇う法人大家には、管理コストを下げる選択肢として優位性がある。


不動産投資家に特化した比較ポイント

家賃収入の自動仕訳

家賃入金は毎月同じパターンで繰り返されるため、一度ルールを設定すれば自動仕訳が効く。この点はfreee・マネーフォワードともに問題ない。

ただし、管理会社からの「送金明細(管理費・修繕積立金控除後の入金)」の処理はやや複雑。freeeはこのパターンを「提案候補」として出してくれることが多く、初心者の迷いが少ない。

減価償却の自動計算

不動産投資特有の経費として「建物・設備の減価償却」がある。両ソフトとも固定資産台帳を設定すれば自動計算できるが、初期設定のわかりやすさはfreeeが上。入力フォームに「取得価額」「耐用年数」「取得日」を入れると自動で仕訳パターンが生成される。

ローン返済の仕訳

不動産投資ローンの毎月返済は「元本(負債の減少)」と「利息(経費)」に分けて記録する必要がある。この仕訳が苦手な人はfreeeのサポートコンテンツが参考になる。マネーフォワードはやや説明が少ないため、自力で対応する必要がある。


どちらを選ぶべきか:判断チャート

Q1. 会計・簿記の知識はある?
  → ある  →「マネーフォワード」が自由度が高く使いやすい
  → ない  → Q2へ

Q2. 個人か法人か?
  → 個人事業主  →「freee」(青色申告ガイドが強力)
  → 法人        → Q3へ

Q3. 従業員はいる?
  → いる  →「マネーフォワード」(労務・給与との連携が強い)
  → いない → freee・マネーフォワードどちらも可。まず30日無料で試す

料金プランの整理(2026年時点)

プラン freee マネーフォワード
個人スターター 1,628円/月 1,320円/月
個人スタンダード 2,948円/月 2,640円/月
法人スモールビジネス 3,278円/月〜 3,300円/月〜
無料お試し 30日 1ヶ月

価格差は月数百円程度。年間換算しても5,000円未満の差なので、使いやすさを最優先に選ぶべきだ。


まとめ

タイプ 推奨ソフト
帳簿初心者・個人大家 freee
確定申告を自分でやりたい freee
経理知識あり・法人運営 マネーフォワード
複数事業・従業員あり法人 マネーフォワード

不動産投資家の多くは「本業は別にある」または「経理の専門家ではない」ケースが多い。その観点では、freeeのほうが導入障壁が低く、確定申告まで自力で完走しやすい

まずは30日間の無料トライアルで実際の操作感を試してみることをおすすめする。

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この記事を書いた人

群馬県で活動している不動産農民です。不動産投資について、サラリーマンの傍ら、法人を立ち上げて1人社長で賃貸業を行っております。皆様の少しでもお役に立てるよう有益な情報を発信できればなんて考えています。よろしくお願いします。あとは、ガジェットやバイク、車も好きなのでその辺も発信できればと思っていますのでよろしくお願いいたします。

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